店長日記

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インプレ

ROLFPRIMA(ロルフプリマ)EOS3カーボンクリンチャー

先日の試乗会に合わせてお借りしたROLFPRIMA(ロルフプリマ)の新型カーボンクリンチャーホイール「EOS3」を、遅ればせながらお返しする前にしっかり試乗してみました。
組み合わせたタイヤはPanaracer RACE TYPE L 25Cです。

オールラウンドに使える32mmハイトのリムは最先端の航空産業用カーボンを採用した珍しいアメリカ国内製で、ROLFPRIMAタイアップ工場で生産される専用品です。耐高温度樹脂を使用しており、カーボンクリンチャーの弱点である熱ダレを起こしにくく剛性の高い素材になっています。


乗ってみるとリムの硬さをはっきりと感じます。縦にしっかりとした剛性を出すスポークテンションの高さとホワイトインダストリー製ハブの転がりの良さも相まって、スムースに前へ前へと進む感じが気持ち良いです。
スピードを上げていくと、今度はロルフプリマ最大の特徴であるペアスポークパターンと少スポーク数の効果が表れて空気抵抗の少なさを感じながらスルスルと進んでいきます。

リムテープ込みの実測重量でフロント604g、リア818gと、このハイトのカーボンクリンチャーとしては軽量で、実際に登りで踏んだときの踏み出しの軽さも抜群でした。

ブレーキシューは制動力は高いものの食いつく感覚も強いSWISSSTOP YELLOW KINGが指定されていますが、リムの平滑な成型と素材の良さもあるのかビビる感じや食いつきすぎる感覚は無くコントロールしやすかったです。

ロルフプリマのチューブラーを使用した時にも感じた、ダンシングで強く踏み込んだ時の横方向へのヨレは体重のあるスプリンターには物足りなさを感じさせるかもしれませんが、私ぐらいのレベルですと短時間で慣れてしまい違和感を感じなくなります。
むしろ乗れば乗るほどスムースに転がっていく感覚が病みつきになります。

デカール&ハブのカラーオーダーもなので、他のメーカーとはスタイルも走りもはっきり違うホイールとしてオススメです!

人気の高さと生産量の少なさで納期が結構掛かってしまうようですが、ご注文お待ちしております。

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