CN-7900


7900シリーズ専用設計のCN-7900ですが、それ以外のコンポに組み合わせた場合、変速性能は落ちるのでしょうか。
シマノのセミナーでの説明では、リアは本来の性能を発揮するものの、フロントは「B互換:変速が鈍くなります」とのことでした。
しかし、CN-7900は20グラムちょっと軽量化された上に、クイックリンクも付属していて魅力的なので実際に使ってみました。
フロント:変速性能↓
リア:変速性能↑

となるはずですが結論から言うと、フロントは特に違いは感じませんでした。
理論上、変速性能は落ちるのかもしれませんが、今のところ特に問題はありません。
また、リアは若干良くなっているのかな、、、くらいです。
アウタープレートの形状が変更されているので、変わってはいるのでしょうが。
DSC04948.jpg
上がCN-7801,下がCN-7901です。
ただ、トルクがかかった状態でギヤを3段一気に軽くすると、チェーンが滑ってしまいどこの歯にもかからないことがたまにあります。
今まではこのような事は無かったので、他のスプロケットでも試してみて様子を見ようと思います。
そしてもう一つ試したかったのは、チェーンリングからの歯離れが良いかどうかです。
フルクラムやカンパのギヤ板でたまに起こりうるのが、アウターからインナーに変速する際に、チェーンがアウターに張り付いたまま回ってしまう現象です。
DSC04938.jpg
アウターとチェーンステーの間にチェーンが挟まってしまいます。
トルクがかかった状態で変速すると起こりやすいのですが、フレームが傷ついたり、一瞬脚を止めなければいけなくなります。
チェーン交換後は今のところ起きていないので、解決できれば有り難いですね。

One comment to “CN-7900”
  1. 主任こんにちは。
    アウタープレートの形がカンパのチェーンのようなカットになっているんですね。
    アウターにチェーンが絡みついたまま、フレームとチェーンリングの間に挟まる現象は、私も経験しているので、経過が楽しみです。
    レポート期待しています。

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