レースで使った機材あれこれ


新しく使い始めた商品のリポート、もとい宿題がたまっているのでレースで使用してみた感想を。

●SRAM eTap
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photo:(c)タナベさん

使っている選手は他にもいましたが、もちろん混信や誤作動はしませんでした。
ここ数年はワイヤー式を使い、電動式から遠ざかっていましたが、その優位性を再認識しました(eTapに限らず電動式全般に言えますが)。
・下ハンドルを握りダンシングしている時の操作が楽。
・同じく下ハンドルを握っている時、一度に2段以上軽くする操作が楽。(ワイヤー式だとストロークが多くなり、かなり操作しにくい。)
・シマノと違い左右レバーにボタンが1つずつなので、押し間違いが無い。
フロント変速が必要ないこのコースでも電動式の方が良いですね。

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photo:(c)gg_kasaiさん

ただし、難点はブレーキレバー形状がエルゴノミックとは言い難く、下ハンドルを握っている時にブレーキレバーに指が掛かりにくいこと(シマノと比較して)。
自分でギリギリなので、手の小さい人には下ハンドルでのブレーキングはやりにくいかもしれません。

巷で語られる変速の遅さはシマノに比べれば確かにその通りですが、その差はほんの僅かで自分は気になりません。
そもそもワイヤー式から移行すると、リアの変速でさえ速いと思ってしまいます。

●CAMPAGNOLO SHAMAL ULTRA C17
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photo:(c)タナベさん

とっっても良かったです。特に加減速が連続するこのコース向きでした。
違和感無くブレーキが効き、一瞬のタメもなく気持ちよく加速していきます。
風よけが無く50㎞/hをキープ、という局面にはほんの少し物足りなさが有りますが、このコースではわずかな時間ですし、メリットの方がはるかに上回ります。
このホイールを使用して正解でした。

●MICHELIN POWER COMPETITION
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photo:(c)gg_kasaiさん

上が予選、下が決勝。ドライ路面の方が倒せますね。

これまた秘密兵器となった一品です。
走行抵抗軽く、タイヤサイドにコシが有り、倒してもグリップ感良く、乗り心地も良し。
と非の打ち所がないタイヤに進化しました。ちなみに上記の感想をメカ様の前で得意げに披露したら
「それさ、オレがバイクラのインプレ記事に書いたことそのままじゃん。人の記事読んでる??ねえ?」と詰められてしまいました。
まさか1文字も読んでないとは口が裂けても言えませんでしたので、ここで白状させて頂きます。

ウエット路面でのコーナリング性能も全く問題ありませんでしたが、車体を立てている時(曲がってない時)に踏み込むとわずかですがホイールスピンをしました。走行抵抗が軽いことの証でしょうか。

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photo:(c)gg_kasaiさん

コースにはいかにも滑りそうなタイルが敷き詰められた部分もあるのですが、特に滑らなかったので普通に走る分には問題ありません。

レースでも転ばないことは前提ですが、練習よりも攻められる(攻めなければならない)ので、パーツの本質が掴みやすいです。
足回りは完璧でした。後は、、、?

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