フロントシングル:1X(ワンバイ)その3


フロントシングル:1X(ワンバイ)も、

P1600795
ANCHOR RS9(50T×11-30T)と、

P1600790
LOOK 785 HUEZ RS(46T×11-32T)と合わせて600㎞くらい乗りました。

今のところチェーン落ちは一度も無く、その他トラブルも有りません。

フロント変速の煩わしさからの解放感は非常に大きく、2台とも1Xにして正解だったと思っています。
家に例えれば、無駄な空間の多い2階建てを上り下りに苦労しながら暮らすより、多少狭くなってもフルに活用できる平屋建ての方が暮らしやすい、と言ったところでしょうか。

他方、歯数構成に制限が出るのも確かです。

1X_01

自分が以前使用していた2X(53/39T×11-25T)と、現在使用している1X(50×11-30Tと46T×11-32T)を比較するために、少し簡略化して書いています。
フロントに52/36Tやリアに11-28Tなどのような歯数構成の場合は、よりこの幅は広がります。

2Xも2×11の計22段あるものの、アウターとインナーで被っている部分もあり実際は14段分しか無いことが分かります。
それを、1Xでは11段にまとめないといけないので、トップとロー側を削りつつ、さらにギヤ間もあいてしまいます。

トップとローギヤが削られることについては、2台体制で平坦用、登り用と分けているのでそれほど困っていません。
またロー側を中心に少しギヤ間があいてしまうことも、慣れの範疇かなという感じです。

もちろんレースで使えば最低でも52×11Tは欲しいし、ローも39×25T相当は入れておきたいと思いますが、今はそういう使い方でないので不都合は無いです。
+1段の12段変速になれば、52T×11~34Tの構成で2Xとそれほど遜色なく使えるでしょうね。

 

コメントを残す