Factorの山岳向け軽量モデルO2 VAM、改良されたばかりのケーブル内装仕様です。メーカー公表値通りのスペックで、52サイズフレーム実測700g、フォーク(カット前)357gとディスク仕様のフレームの中では抜群に軽量な部類に入ります。
製品開発に妥協を許さないFactor、そのエピソードの一つに、今回の改良でケーブルを内装化するにあたり、あえてヘッドベアリングの大口径化を行わなかったという点が挙げられます。ケーブルをフレームの中に通すためにはフレームの内径が大きい方が設計の自由度が高いため、ヘッドベアリングの径を大きくするブランドが多いですが、Factorは他社よりもひと回りもふた回りも小さい、1-⅛サイズを上側のベアリングに採用しています。
その理由として、まず見た目の美しさ。エレガントなスタイルはボリュームのあるヘッドチューブでは無しえないとの判断でした。そして空力性能の追求。その二つを犠牲にしてまで大口径化を進めるのではなく、限られたスペースにケーブルを通す方法を追求したのです。
細かいこだわりに見えますが、このような積み重ねが他社のフレームとは一線を画す性能、そしてスタイリングに表れています。この特別なバイクに乗られた感想、とても楽しみですね。どうもありがとうございました!
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