その1はこちらからどうぞ。
次はコンポ、パーツの仕様について書いていこうと思います。
・ハンドル:DEDA VINCI(ヴィンチ)シャロー ドロップバー
走りのスタイル的に下ハンドルを多用するため、曲がり形状にはこだわりがあります。
前傾姿勢は深く取りたいので、浅曲がりの形状は好みではありません。
その点、このVINCIはエアロタイプながら、珍しくシャロー形状、さらに芯~芯380mmもラインナップされており、このハンドル以外候補はありませんでした。
ケーブルもきれいに処理でき、795 Blade RSとの相性は良いです。
実際使ってみても、どこを握ってもしっくりくる形状で気に入っています。
コックピットで専用設計なのはステムだけのため、重量的には強みを出せませんが、その分ハンドルは自由に選べるのが嬉しいです。
欲を言えばオプションでハンドル&ステム一体のエアロかつ軽量仕様のがあったらなぁと妄想しますが、自分の幅380mm+長さ110mm +浅曲がりでない形状、というのは絶対にありえないので、現状で満足しています。
VINCI純正よりもステムキャップの幅が広く、中央の丸形状を隠すシムが取り付けられませんが、メーターステーとライトが取り付けられるので、これはこれで便利かなと思っています。
・ホイール:ZIPP 303 Firecrest Tubeless Disc-Brake タイヤ:PIRELLI P ZERO RACE TLR SL 28C
ホイールはせっかくなので、フックレスを採用したモデルにしました。
フックレス形状になったリムは、内幅を25mmまで拡大。28mmタイヤで最速になるように設計されたこのリムプラットフォームは、少ない空気圧でもタイヤの変形が少なくなることで転がり抵抗を減少させるとともに、振動を吸収してライダーの疲労を軽減します。40mmに設計されたリムは、リムエッジ~タイヤ間の溝が浅くなったことでエアフローを最適化し、45mmハイトの前作よりも空力性能を向上。さらにビードフックが無くなったことも併せて、大幅に重量を削減しました。
という、宣伝文句に惹かれました。
重量を測ってみると、
それに組み合わせるタイヤは、フックスレス対応商品の必要が有り、CYCLECUBE扱いの中ではZIPP純正のTANGENTE SPEED TUBELESSか、PIRELLIのP ZERO RACE TLR (SL)。
下調べしていると、PIRELLIのホームページがPas Normal Studiosを着ているライダーで溢れていたので、迷わずこちらにしました。
ホイールが指定する太さは28C以上からということで、より軽量なP ZERO RACE TLR SLにしました。
実測してみると261gとなかなか軽く、シーラントを入れても300g以内に収まりました。
足回りが軽く仕上がり、期待値がどんどん上がっていきます。
・チェーリング:GARBARUK 1X 52T
この商品はあいにく日本未入荷のため取扱いがありませんが、どうしても使いたかったのでメーカーから取寄せました。
いままではWolfToothでラインナップされている最大ギヤの50Tを使っていました。
52T、53Tで慣れていると、50Tはどうも少し軽く、またギヤが重くなった時に感じる小さいチェーリングにトルクを掛けるフィーリングに馴染めませんでした。
そこで、見つけたのがこのGARBARUKでした。
FC-9000用にデザインされているだけあり、クランクのアームとチェーリングの間に段差ができず一体感があります。
無難にブラックを選択しましたが、アルマイト仕上げも各色選べ、またギヤの大きさも36T~58Tまで幅広く設定されています。
また、チェーリングの歯が高く設計されているのでチェーンの保持力も高いようです。
これらのパーツに電動アルテグラ(R8000)を組み合わせて、上の写真の仕様(ボトルケージ無し、ペダル込み)で7.45㎏でした。
Fメカとインナーリングが付いていないとはいえ、結構軽く仕上がっていると思います。
次期デュラエースが出たらぜひ組み換えてみたいです。
さらに引っ張って恐縮ですが、次回でインプレしたいと思います。
(その3に続きます)