MAGICTITAN チタンスポーク取扱開始!

「めがねの聖地」福井県鯖江市で、眼鏡フレームのテンプル加工などで培った高度なスウェージング加工(回転冷間鍛造)技術を生かし生産される国産チタンスポーク「MAGICTITAN」の取り扱いを開始します!

ステンレスに比べて重量は40%ほど軽いのに、引張強度は約1.3倍、繰り返しの曲げ試験では3倍もの回数に耐えるなど今までの海外製チタンスポークのポキポキと折れるイメージを一気に覆す高品質になっており、さらにチタンならではの驚異的なしなりを生かして、軽く、粘り強く、それでいてしなやかな乗り心地を実現した今までにないスポークになっています。

チタンの材質として3つのグレード、さらにシングルバテッド2種・ダブルバテッド3種の太さが用意されていますが、メーカーの方に色々とお聞きしてまずは一番おすすめという
・Hyper(HY)グレード・・・ラインナップ最強の引張強度で、強度と靭性に優れたチタン合金を使用
・2.2-1.6-2.0ダブルバテッド・・・強度の必要な首部分2.2mm・中央部1.6mm・ネジ部2.0mm
のスポークを取り寄せてみました。

実際に重量を測定してみると、10本で31g!(270mm)
軽量ステンレスの定番SAPIM CX-RAYが実測で10本55gだったので、よくある前後とも24穴のホイールでCX-RAYからMAGICTITANに組み替えた場合、100g以上の軽量化になります!

スポーク単体で曲げてみるとステンレスでは考えられないぐらいしなやかで、中央部1.6mmという極細なので組み立て時に塑性変形を起こさないかちょっと不安でしたが、130kgf近くまでテンションを上げても全く変形するような気配は無く、想像以上にかっちりと組み立てることができました。

自分で実際に乗り心地を試したいし、是非お客様にも試乗してもらいたいと思い、
店頭に在庫で有ったGROWTACのEQUALハブとカーボンリム(前40mmハイト・後50mmハイト 共に内幅21mmTLR)を使って試乗用ホイールを組んでみました。

最初IRCのFORMULA PRO RBCCチューブレスを付けて乗ってみたところ、乗り心地は当然ながら抜群に良く、ダンシング時やコーナーリング時の剛性感もかなりしっかりしていたのですが、急加速時にしなやかさのほうが目立ったので、これはもしやと思いAGILESTクリンチャー(30C)+REVOLOOP TPUチューブを付けてみたところ大正解!!
TPUチューブは非常に踏み出しが軽いものの硬さが目立つ場合が多いのですが、チタンスポークのしなやかさがそれを打ち消して、非常に踏み出しが軽く・TPUなのにまるでR-AIRを入れたようなしなやかな乗り心地になり・アルミスポークのようなガツンという加速感はないもののグッと一瞬タメがあるところから芯の硬さを感じながら粘り強く気持ちよく加速する感覚が楽しめるホイールになりました。

なのでヒルクライムやロードレースを楽しむ方にはとことん軽い走りを楽しめるクリンチャー+TPU、ロングライドやグラベルライドを楽しむ方には極上の乗り心地と足にこない滑らかな加速が楽しめるチューブレスを組み合わせることで、今までにないライドフィーリング味わえる究極のスポークです。

その分お値段もスーパーですが(HYグレード・ダブルバテッドで1本約2000円)、今回用意したのと同じスペックのGROWTACのEQUALホイールをMAGICTITANで組んだ場合、前後で約240,000円(税込み)とかなり現実的な価格でご用意できます!

受注生産のため納期は約2か月です。

店頭のMAVERISMOクロモリバイクに取り付けて試乗可能な状態になっておりますので、試乗をご希望の方は予約フォームからお申し込み下さい!!