店長日記

The manager of CYCLECUBE

日記

MAVERISMO(マーベリスモ)プロジェクト

だいぶ前にブログに書いたことが有るんですが、うちのようなバイクショップの存在意義というかお客さんに何としても提供したいと私が考えているサービスとして、

●お客さんと密にコミュニケーションを取って、その人の乗り方・使い方・壊し方のような特性をしっかりと理解し、

●あらかじめ取り扱っているアイテムの持っている性能をしっかりと勉強して隠れている本質的な特性まで理解し、

●お客さん自身が気づかないような潜在的な欲求と、アイテムの潜在的な特性をマッチングする

というのがあります。

これはお客さんが欲しがっているからと漫然と仕入れてただ右から左へ売るだけでは絶対にできないことですし、この作業を繰り返して経験・知見を蓄積することで更に高いレベルのサービスを提供できるようになるはずですし、それによってお客さんに「良かったよ!」と喜んでもらえると格段の嬉しさがあります。

ただこれまで14年ショップをやってきて、これは良い商品なのできっと合うと思いますよ、と提案しても受け入れてもらえないものが多々ありました。

それは一番には私の説明スキルや熱意が足りないためだと思いますが、アイテムの性能がぱっと分かりにくかったり、デザイン的にどうしても見劣りしたり、ブランドイメージが今一で拒否反応があったり・・・

そうやって高いポテンシャルを持つアイテムが埋もれて沈んでいくのは歯がゆくて仕方が無いので、
アイテムにデザインと分かりやすいイメージと自分たちの持つ技術を与えてお客さんへもう一押しするためにCYCLECUBEオリジナルのブランド「MAVERISMO」を企画することにしました。

MAVERISMOは「MAVERICK」と「~ISMO」を合わせた造語です。

MAVERICKは焼き印の無い放牧牛という意味が転じて、独自路線とか異端とか型破りみたいな意味があるそうです。
~ISMOはイタリア語などで~主義の意味ですね。
合わせて「独自主義」とか「孤高主義」といった感じですかね。
世間の流行り廃りに左右されない本当に良いものを提供したいという思いと、コロナ禍でよりはっきりした「一人でも楽しめる」というスポーツサイクルならではの特徴も表しています。


第一弾としてこのブログでも何回か紹介している「ONYX RACING PRODUCTS」のハブを使ったオリジナル手組ホイールを企画します。

ONYX RACINGはリアハブの機構に大きな特徴があり、ワンウェイクラッチの技術を応用して他のハブとは一線を画す滑らかさと効率の高さを実現しています。また豊富なバリエーションの中からカラーオーダーできるのも魅力ですね。

ただ基本的にハブ単体の販売な上にやや高価でなかなか手が出しづらいアイテムなので、当店でおすすめのリム・スポークと組み合わせて分かりやすいパッケージにしつつデザインに一工夫加えることで皆さんが興味を持ちやすい形にできればと思っています。

7月になんとなく構想しているところに、ちょうどいつもお店をご利用頂いているSさんからONYX で手組したいという相談を受けたので、よかったら当店の企画するイメージで作ってみませんかとご提案したところ酔狂にも?第一号としてご夫婦でオーダーして頂きました。

Candy REDとFluo PINKという他にはなかなか無いカラーでオーダーして頂いたので、ロゴをハブカラーに合わせて作成し、オリジナリティー溢れるホイールになりました!

詳しくは後日特設ページを作って、オーダーしやすいよう価格や仕様をわかりやすくご紹介しようと思っています。
決して安くありませんがSHAMALやRACING ZEROなど、アルミホイールの最上位グレードとほぼ同じぐらいでオーダー出来ますので、興味のある方はお気軽に店長までお問い合わせ下さい!

また、他にも企画中のアイテムがありますので順次ご紹介していこうと思います!

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