新しいスポルティーフ

大学時代の自転車友達から先日ご紹介したNINERの注文をもらいました。タイミングよく代理店さんに入荷して組み立て完了!RLT9STEELの56サイズです。
ホイールは柴山メカお得意の手組。DTのディスク用アシンメトリックリムRR411dbと、同じくDTの350DBハブで組みました。さすがDT、精度が良く軽量なわりにテンションもしっかり上げられて良いですね。

タイヤは「SOMA」のSHIKORO 700×38C。この太さだとワイヤービードのものがほとんどで、なかなか軽量で良いタイヤがないのですが、これは安心のPanaracer製で軽くグリップ感も良好です。

フレームのカタログスペックで42Cまで装着可能となっているので、この太さでも余裕のクリアランスです。

ステム&シートポストはTHOMSON、ボトルゲージはKINGCAGEと、耐久性・軽さ・ビジュアル3拍子揃ったアッセンブル。

メンテナンス性を考慮して、ワイヤーはブレーキ・シフトともフルアウターで台座に留める方式です。野暮ったくならずすっきり収まっています。
今回はオイルではなくメンテナンス性を考慮してワイヤー式のブレーキを採用。シマノのフラットマウウント用新型BR-RS305です。エントリーモデルの位置付ですが、パッドはオイルラインの上位モデルBR-RS805と全く同じフィン付きのL02Aを採用しています。引きの軽さや絶対的な制動力の高さは間違いなくオイルタイプに分がありますが、必要十分な制動力はもっており、雨天時の安定性やホイールが振れてもブレーキングに影響が出ないなど、ディスクブレーキの恩恵は十分に受けられる選択だと思いますよ。

少し試乗させてもらいましたが、これだけタイヤが太いとさすがに安定感と振動吸収性は抜群。その太さと車重をあまり感じさせない軽快なハンドリングと踏み出しでした。
フェンダーやキャリア等を付けるためのダボがしっかり装備されているので、ツーリングバイクとして最高にいいんじゃないでしょうか。登りを軽々と駆け上がるというわけにはいきませんが、景色を楽しみながら淡々と軽いギヤを回していくにはもってこいです。

ダイレクトマウントのディスクブレーキにクロモリ+カーボンフロントフォーク、今をときめく「グラベルロード」ではありますが、これは私が自転車を始めた30年前で言うところのスポルティーフですよね。ランドナーとスポルティーフ、ツーリング用のバイクがカテゴリーとしてしっかり確立されていた時代でもありました。
ありがたいことにロードレーサーに興味のある方がここ数年でぐっと増えて、レースやイベントに出るためではなく、のんびりと週末のツーリングを楽しむために一台組みたいというご相談を受けることが本当に多くなりました。そういう方々に超軽量・高剛性のカーボンバイクは全く必要無く、なんとなくメーカーの都合で作っただけのロングライドバイクも必要無く、このNINERのようにしっかりとツーリングのためのニーズに向き合って設計したバイクが色々と出てきたのは喜ばしいことですね!

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