JCRC西湖―Sクラス


そして午後からはロードで、メカ様とクラスは違えど同時出走です。
しかしながらスタートが近づくにつれ、持ち直していた空模様が怪しげに。
かつて雨の西湖では苦い思い出があるので雨具を持っていきたいところですが、今日のウエアはポケット無しの長袖ワンピ。
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諦めかけたところ、突然ひらめきました。ツールボトルに雨具と食べ物を入れることを。
これが功を奏し、スタート直後に降り出した雨で体を冷やさずに済みました。

レース序盤はウエットの路面が怖いので最後尾で待機。
自分の思い通りのライン走っても後輪が滑ります。よく考えたら朝にドライ路面用に空気を入れたままでした。
止まって空気を抜くか迷っているうちに集団のペースが上がり困難に。仕方ないので諦めますが、最終局面のペースが上がったコーナーは気を使いそうです。
アタックが断続的に続きますが、最後狙いの自分は集団内で身を潜めます。
しかし、そのうちウズウズし逃げにジャンプしようと様子見のアタックを繰り返しているうちに、集団から放置され二人の逃げに合流。
メンバーはHARP RCの選手とYOU CANの元プロ選手。どちらも脚がありそうで心強い反面、逃げ切った時は手ごわそうです。
集団はYOU CANが抑えているようで逃げが決まりました。
今が3周目半ば。残りあと3周半(35㎞)位なので、この逃げが上手くローテーションして、メイン集団が組織的に追わなければ逃げ切れます。
こうなったら勝つことだけを意識して、最後がスプリントでも独走になっても対応できるよう、メイン集団とのタイム差を気にしつつ、脚を残しつつ走ります。
5周目くらいからYOU CANの選手がローテーションを飛ばすようになり、後ろを見るとアンカーとYOU CANの選手2名が追走してきています。
良くない展開ですが、ペースを落とさず耐えているうちに追いつかれず最終周回。
YOU CANの選手はもうほとんど牽かずにHARP RCの選手と先頭交代を重ね、ラスト2㎞の最終コーナーに突入。
後ろを見ると集団が迫っています。ここで不気味なYOU CANの選手に先頭交代の際、自分の前に入るよう牽制すると本当に脚が残っていないようで脱落。
先行するHARP RCの選手を追い、残り1kmで後ろに着きます。牽制されたら仕掛けようと思っていると、気づいていないのか全く振り返りません。
ゴールが見える直線に入ってから飛び出し、勝つことができました。
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今までは逃げるだけで舞い上がり満足していましたが、今回は冷静に逃げ切った後の事を考えて走れました。
今シーズン思うような走りができずもどかしかったですが、最後に良いレースができて何よりです。
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メイン集団の頭を取った、永遠のライバルアイドル山本雅道選手と。
お互い毎年参加している高校生の夏合宿ではこのコースを何十周もしているので、その成果を発揮できました。
スプリントでは敵わないので逃げきれて良かったです。
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多摩堤ザウルスも頑張りました。

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