Felt FR2インプレ②


自分の好みは、「トルクを掛けたペダリングがしやすい」フレームです。FELT_2017_FR2_02

平均ケイデンスが70回転前後と低い(以前はブログタイトルの通り100回転くらいでした)ため、トルクを掛けて踏み負けないかどうかを重視します。いわゆる硬いフレームは踏み負けて跳ね返され、脚が疲れやすく感じるので今まで   避けてきました。

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しかしながら、実際にFELT FR2に乗ってみると剛性感の塊でした。BBはウイップする感じが一切なく、ヘッド周りも安定感抜群。本来であれば自分が選択しない類のフレームなのですが、硬いフレーム特有のペダリング時に底突きするような不快なフィーリングは一切ありません。それどころか、体重を掛け踏み込むと面白いように推進力に変わり進んでいきます。そして路面からの突き上げも非常にマイルドで乗り心地が良く、路面に対する追従性が非常に高いのです。後輪の方が感じやすいですが、前輪にも常に大きなトラクションが掛かっている今までにない不思議な感覚です。

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特徴的な形状のシートステー接合部。

 

カタログでは「垂直方向の柔軟性」と表現していますが、まさにいい得て妙で、快適性と推進力をどちらも見事に両立させてます。

その解説はこちらの動画をご覧いただくと分かりやすいです。

美しい模様のTeXtremeカーボンシート

美しい模様のTeXtremeカーボンシート

 

平坦のパフォーマンスだけでも満足ですが、登りでもその印象は変わりません。ケイデンスの落ちる登りはペダリングごとに体重を乗せやすく、より上記の特性を実感できます。ギアを掛けても腰砕けにならずにグイグイと進んでいきます。

と、ここまで良いことばかりになりましたので、次回は短所について書きます。

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多摩川に咲く河津桜と

インプレ①はこちら。

Felt FR2インプレ①

 

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