松川2


去年は全然お話にならず、完走できなかったレース。
厳しいコースですが、今年はせめて完走したいと思っていました。
スタート30分くらい前から大粒の雨が降り出し、路面はウエットに。
このコースの下りは路面が荒れていて、タダでさえ怖いのに濡れているともっと怖いです。
周辺の空は晴れていたので、早く雨も上がって乾かないかなと思いスタート。
1周目:速いしツライ。後ろで下ったらスタート/ゴール前のストレートのインターバルもまたツライ。
2周目:ペースが落ち1周目よりはラクに登れる。
3周目:下りで前に上がれたので余裕をもって登れる。
4周目:上り口からペースが上がり、頂上で10秒くらい遅れる。
5周目:集団が見える状態で追走。上り口で追いつきそうになるが下りでも追いつかず。
6周目:集団復帰はあきらめマイペースで完走狙い。しかし、下りで落車。
もう集団復帰は諦めていたし、特に攻めていたわけではないのすが、、、。
攻めたのは下りの最終ストレート。
良い位置で曲がるためにそこで前に上がっていました。
ウエット&荒れた路面の細い道で75km/h。思い返しただけで怖いです。
10番手と30番手とでは、その後のストレートで脚の使いようが天と地ほど違ってきます。
落車はヘアピン前の右コーナー出口でした。
ヘアピンに負けず劣らず難しいコーナーなのですが、後半のキツイRに合わせて倒そうとしたら前輪が跳ねました。
コントロールを失い、自転車はそのまま直進。
減速しきれないので、ガードレールにぶつかるか、ムリヤリ倒すか、のどちらかで、ガードレールギリギリで倒せました。
しかし落ち葉と土がコース脇にかたまっていて、そこに突っ込み体が路面にたたきつけられ、滑り、ガードレールにヘルメットが突っ込みストップ。
何とか崖下に落ちずに済みました。
20110806matsukawa_1.jpg
転んだ瞬間は45m/h。他の周と比べても速かったわけではないです。
地図で見てもイヤラシイコーナーですね。
単独落車の中では今までで一番怖かったです。
単独の場合は単にタイヤが滑ったとか、オーバースピードなどの理由で滑走するだけなのですが、今回は一瞬の出来事でガードレールに突っ込みそうになりました。
今年だけでヘルメットを3個割っています。
今回の怪我も右膝が痛くて曲げられないのですが、擦過傷と打撲だけで(多分)幸い大事には至りませんでした。
それでも怪我をしてみると、この代償の大きいスポーツのリスクとリターンは釣り合っているのかなと、ふと思ってしまいます。
もちろん、レースをやめることは無いですが。

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